2016-11-18 第192回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
私たちはこの五千億円の政府借入枠と多額の政府一般会計による出資という機構を初めて議員立法でつくりました。議員立法でこれだけの枠のものをつくったことはありません。こういった形が一つの地域における事業再生のモデルになって、なかなか債権カットに応じなかった地域の中小機関がそれに応じるような状況になっております。これを続けていくということの意義は非常に大きいものと考えております。
私たちはこの五千億円の政府借入枠と多額の政府一般会計による出資という機構を初めて議員立法でつくりました。議員立法でこれだけの枠のものをつくったことはありません。こういった形が一つの地域における事業再生のモデルになって、なかなか債権カットに応じなかった地域の中小機関がそれに応じるような状況になっております。これを続けていくということの意義は非常に大きいものと考えております。
先日決まりました二〇一六年度第二次補正予算では、政府借入枠に三千億円追加をし、総枠は三兆円となりました。そのうち、企業買収等への支援に使える資金というのは一兆四千億円、おおよそ百四十億ドル余だと思うんですが、この額というのは、権益取得、企業買収や投資に使える額ですけれども、欧米のメジャーとか中印の国営石油企業が投じている額にほぼ匹敵するぐらいの規模に一気になったんですね、このことによって。